牛丼の「すき家」、回転寿司の「はま寿司」などを経営しているゼンショーグループが、電子マネーを導入することになったと、時事通信などが報じています。
牛丼の「すき家」などを展開する外食大手のゼンショーホールディングスは4日、回転ずしの「はま寿司」などグループの他業態でも使用できる電子マネーを導入することを明らかにした。栃木県のすき家や「はま寿司」などの計20店舗で同日試験的に導入。来年1月から本格展開し、将来的にはグループ内の約4800店全てで使用できるようにする。多くのブランドを展開し客層の幅が広い利点を活用し、顧客の囲い込みを図る。
日経新聞にはもっと詳しく出ています。
日経新聞では、電子マネーではなく、ポイントといっていますね。
ゼンショーの電子マネーの内容は
さて、ゼンショーが新たに導入する電子マネーの内容はというと、これはちょっと時代遅れ感がありますね。
「電子マネー導入」と聞いたら、普通は、Suicaなどの交通系電子マネーやイオン発行のwaon、楽天edyなどを思い浮かべるのではないでしょうか。
でも、ゼンショーが導入するのは、「ゼンショー・クーカ」という独自のプリペイドカード方式の電子マネーのようです。
チャージの上限は10万円で、200円使用ごとに1ポイントつくとのこと。
正直、全然魅力ないと思います。
最近では、ドトールが独自のチャージ式プリペイドカードを開始したり、ローソンとJCBが「おさいふポンタ」を始めたりと、新しい電子マネーが登場していますが、カードが増えて困るという人が多いのではないでしょうか。
むしろ、既存の、交通系電子マネーやwaonなどに乗ってもらった方が、消費者としてはありがたいですよね。
ちなみに他の牛丼店は?
ゼンショーといえば牛丼の「すき家」ですが、牛丼店のライバルは、電子マネーとどのように付き合っているでしょうか。
吉野家はwaon加盟。松屋はSuica・PASMO加盟です。
こっちの方が、利便性高いよなぁ。
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