ちょっといろいろあって、NHKの個人情報の管理態勢などについて調べていました。
まぁ、トラブルも多い会社ですので、規程関係はきちんと整備していて、個人情報に関する審議委員会も設置して、普通に運用されているようです。
と、思ったのですが、あるページを見て、「むむむ!」となりました。
そのページは、ひっそりと存在する「個人情報に関するお知らせ」というページです。
NHK発「個人情報に関するお知らせ」
NHKのトップページの一番下に目立たないように「NHKにおける個人情報保護について」へのリンクがあります。
そのページの更に一番下に、「個人情報に関するお知らせ」があります。
「個人情報関係の規程改訂とかのお知らせかな?」なんて思って開いてみました。
すると!
なんと、こんなページでした。
個人情報の紛失のお知らせページでした。
いくらなんでも多過ぎではないですか。
いま(平成28年1月13日)見てみると、上記のとおり平成27年分が出ていますが、おそらく、26年以前もあったはず。
平成27年には、7件の個人情報紛失が起こっています。2か月に1回以上の頻度です。
こんなに紛失を繰り返している企業ってほかにあるんですかね。
ちゃんとクオカードあげてるんでしょうか。
で、更に中を見てみると、以下の文言が繰り返されています。
NHKとしましては、今後このような事態が発生しないよう、指導を改めて徹底し、個人情報の取り扱いにいっそう注意してまいります。
むなしい。
こんなことを書いた次の月にも紛失が起きたりしてるんですよ。
ほとんど反省してないですよね。
しっかりしてほしい
NHKの受信契約は、放送法でほとんど強制されていて、おおまかに言えば、日本のほとんど全ての世帯を網羅しています。
そのため、個人情報の保有数も桁違いだと思います。
そのような組織が、2か月に1回以上個人情報の紛失を起こしているというのは、もう国会で追及されてもおかしくないような状態です。
国民のみなさんで、「個人情報に関するお知らせ」をきちんと監視していかないといけないですね。
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